三国志
思えば小さい時から歴史は好きで歴史絡みの本は今でもよく読むんだけれども、なぜか大定番の一つである三国志はマンガですら最後まで読み切ったことが無かったので、ちょっと前から何となく吉川英治のを読み始めた。
最初はやっぱり昔のは言葉遣いがカッコよくていいなぁってぐらいの気分で読んでいたんだけども、読み進めていったら三国志そのものにハマってきてしまった。
強い者、弱い者、いいやつ、悪いやつ、あらゆる人々が出てきては消えていき、必ずしも強い者が勝たず、立派な人間がしょうもないのに引っかかって無残に負けることもある。
三国志は処世の勉強になるとよく言うけれど、その訳がわかってきた気がする。
もっと勉強しなきゃなー。と言っても面白いからどんどん読めてむしろ寝不足が心配なんだけども。
関連して、NHKオンデマンドで昔の人形劇の三国志も夜中にちょいちょい見てるけど、これが人形劇ながら意外と渋くまとめてあって良い。音楽は細野晴臣。
正統派で安心して見れる感じかな。
これは初めて触れた小学生か中学生の頃から変わらないけれど、もっと深く物語を知っていけば変わるかもね。