夏休み
今年の夏もいろいろな事があり、またそれぞれ良い日々だったけれども、一番の収穫は山歩きの魅力に触れられたことだと思う。
休みの前半に訪れた立山黒部アルペンルートの最高点、室堂から立山連峰の頂上を間近に望んだ時、その清冽とした別世界感に感激してしまった。
もともとは黒部ダムを見に行くのが目的で、まあせっかくだからもうちょい上まで行ってみてみるか、という程度のことだったのが結果的には素晴らしい寄り道となった。
既に十分に秘境な感がある黒部ダムからさらに1,000m上がったところだから、かつてはまさに人跡稀な地。そんなところを今では乗り物に乗って気楽に見に行けるというのは素敵なことだけれど、きっとその先を自分の足で行ったらさらに良いものが見れるはず。
もちろんそれは単純に山の標高次第ではなく、どこに行ってもそれぞれ良さがありそうなので、ちょいとしたハイキング程度のところから始めて色々と行ってみたいなと思ったのだ。
まあ、もともと標高は低いけど横須賀の山の縦走なんかも好んでしていたしね。やっぱそういうの好きなんだと思う。
んで、一番不足を感じた靴を早速買いに行ったら若い店員からも、靴はデザインではなく自分の足に合うかどうかで選ぶべし、という至極真っ当なアドバイスをもらい、当たり前ながらも何だか久しぶりにアウトドアな世界に戻ってきた気がしたのです。