雑3
3月11日、震災から3年、ふと色々と思いだした。
あの日はまだ舞鶴にいた時なので自分は地震の揺れは一切感じていない。
なので残念ながら関東の人とでさえ、身をもって体験したこととか、味わった感情だとかは正直言って共有できないところがある。
しかしそれでも、むしろ渦中にいなかったからこそ、気付けたことも多くあったように思っている。
また、あの頃は偶然にも、公開を目的としない紙の日記をつけていた貴重な時期(わずか半年弱で挫折)なので、地震発生前・当日・その後の日常を断片的ではあるがかなりリアルに追想することができる。
さっき多分3年ぶりに見てみたら、当時の心情や、インターネットにアップするわけでもないから仕事での動きも少し書いてあったりして、そのリアルさに感心するとともに、既に忘れてしまっていることがたくさんあって驚いた。
いずれにしても、今に至るその後の推移も含めて、自分にとっては良くも悪くもものすごく多くのことを学べて(適切な表現かはわからないが)、物事の考え方にも強い影響を与えた経験だったのは間違いない。