Festina Lente

帰ってきた「常日頃の思い」。題名はローマのことわざ「ゆっくり急げ」。

鴨川

ちょいと久しぶりに京都に行ってきた。

 

舞鶴でずっと一緒だった同期連中から、同じく同期で結婚式を挙げる奴のために京都でビデオレターなど作ろうという話になったらしく、呼ばれたのだ。

多分、みんなで舞鶴で飲んでた時にでも思いついたんだろう。

 

で、わずか1分程の映像撮影のためにわざわざ京都まで行く俺ってなんて同期思いなんだろう、などと思いつつ行ってみたら、仕事の都合で熊本にいる奴まで同じように日帰りで来ててびっくりした。

このご時世らしからぬバブリーな行動でなかなか愉快。

舞鶴というある意味厳しい環境でともに生きてきたためか前から仲が良くて、同期には恵まれたと思う。

 

そして誰も内容を考えてなかった問題のビデオレターは、紆余曲折を経て結局「みんなで鴨川に入って普通にお祝いの言葉を述べて、まあちょっと一芸する」というところに落ち着いた。

式には会社の上司なんかも来てしまうからってことで色々と妥協と調整をしたら逆に不可思議なバランスのものができあがった、という感じだった。

撮影場所は、川の合流点で何となく一番きれいそうな出町柳付近が採用された。

(鴨川、出町柳付近)

f:id:konken23:20121104142500j:plain

 

それにしても、京都には何度も行って鴨川も何度となく見ているが入るのは初めてだ。

見た目きれいだから安心してたんだけど、川底の石には茶色いコケがいっぱいついていて正直言ってあんまり気持ち良くなかった。

結構大きめの石もあったりして裸足だと痛いし。

そして何より流石に11月だけあって水が冷たい。足からガンガン冷えが伝わってくる。

でもまあ、がんばった甲斐あってそれなりに良いものができたような気はする。

 

で、ここからが本題というか言いたい事なんだけど、京都ってこういうおバカなことに割と寛容な気がする。

学生が多いからだろうけど、古都のイメージに反して意外とおおらかだと思う。

特に鴨川なんて正にそうで、しばしばおバカをやってるのを目撃できる。

(ちなみに今日も近くで全身黄色タイツの数人が渡河していて俺たちなんて全然目立ってなかった)

こういうところからも、もし大学をもう一度選びなおせるとしたら京都がいいなって思う。

ま、東京も学生街にいたから良かったけどね。