Festina Lente

帰ってきた「常日頃の思い」。題名はローマのことわざ「ゆっくり急げ」。

ローマの休日

というわけでローマに来ました。

成田空港9時25分発の便に乗り、日本時間で4月28日の22時ごろ、こちらの時間では同じく28日の15時ごろに無事にローマの空港に到着。

(当地は通常は時差8時間だが現在サマータイムにつき時差7時間)

こちらの時間では現在まだ21時半とは言え、体内時計がまだ変わってないため非常に眠いっす。日本時間では4時半だもんね。

今回、調べ物用にPCを持ってきたので、余裕があればこうやって現地で忘れないうちに旅日記を書いておこうかと思います。

 

さて、空港に到着後は特急電車でローマ市街地へ。

空港からローマ中心部までは特急電車の他にも普通のローカル線、バスやタクシーなど色々あるみたいだけど、この特急レオナルド・エクスプレス号がノンストップで行くので旅行者にとってはわかりやすい。

ただし、やっぱりローカル線やバスで行くよりは割高みたい。約30分の車窓の旅で14ユーロ也。

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なんか、ヨーロッパっぽい電車っすね。

 

車内はこんな感じ。日本で乗ってきた成田エクスプレスに比べるとしょぼいが十分。空いてていいし。

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空港の駅を出ると電車は田舎道を静かに走っていく。

当たり前だけど車窓の景色は日本とはもうまるで違い、まさにヨーロッパの郊外、という感じの風景。

こういうのを見ると、あー本当に来たんだなぁと妙に実感がわいてくる。

ローマの郊外は、実に長閑な風情だった。

 

そして、ちょっとぼーっとしているうちにローマの中心の駅となるテルミニ駅に到着。

ここは一気にわいわいがやがやという感じで、地元民・旅行者が入り乱れて様々な人種でごった返していた。

この駅で地下鉄に乗り換え、すぐ2駅先にあるホテルに向かうわけだけども、ここでちょっとしたハプニング。

 

地下鉄の改札近くで、おっさんが猛烈な勢いで中学生ぐらいの少年を追いかけだしたのだ。

親子喧嘩か?と一瞬思ったけれども必死さがどうも半端なく、スリだったみたい。

しかし全速力で逃亡する少年の先には運悪くたまたま警察官がいて、どうするのかなーとちょっと見てたら容赦なく蹴りをお見舞い。

とは言えこいつには逃げられたっぽかったけど、その周りがざわざわしてる隙をついてすったのか、もう1人少年が走り出した。

確かに、こういう時って注意がそっちに向いちゃうから狙い時なんだろうね。気を付けないと。

しかしこいつは足が遅かったらしく逃げそびれ、今度はおっさんの蹴りが入り閉店してる売店のシャッターに叩きつけられた挙句取り押さえられてしまった。

いや、完全にガキの方が悪いから同情する気はさらさら無いんだけども、普通に公共の場で子供が暴行を受けるって場面は日本じゃなかなか見ないから流石にちょいと驚いた。

まともに海外旅行するのは久しぶりだからあまり偉そうなことは言えないけれども、海外でこういうのを見るたびに、やっぱり平和な日本は素晴らしい国だなぁと思うね。

前回のブログでも書いたイタリアはコソ泥が多いって話、本当だった。

 

まあ、そんなことはあったけれども気を取り直して歩いてみるとテルミニ駅にはお店もたくさんあって、喧噪の中で落ち着かいけどなかなか面白い。

ちょっと服が少なかったからシャツを買ったり、スーパーで夜食とビールを買ったりと、ショッピングも楽しめた。

流石にこういうところは日曜日でもしっかり開いているようだった。

ちなみにシャツは店のお姉さんのコーディネート提案があまりに素早く鮮やかだったために予定より1着多く買ってしまったけれども、まあそれはそれでいいでしょう。さすがファッションの国です。

あと、そのお姉さんも含めてローマはラテン系の美女が多い気が。

 

さてさて、そんなわけで駅地下で買ってきたビールと夜食をつまみながら書いてます。

機内食が結構出てたから控えめにしたつもりだけど、食べてみるとけっこうボリュームが多い。

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ちなみにコロナが1.8ユーロ、クローネンベルグが1.6ユーロ、サンドイッチが2.5ユーロに生ハムが1.9ユーロ。

生ハムが値段の割にたくさん入ってて、しかもうまい。

あ、でも明日があるから今日は控えめにしないと。