Festina Lente

帰ってきた「常日頃の思い」。題名はローマのことわざ「ゆっくり急げ」。

1年経過

そういえば、舞鶴から神奈川・東京に戻ってきてから早いもので1年が過ぎた。

3年半の舞鶴生活で行動様式がすっかり地方化してて、しばらくは大げさでは無くこの大都会での動き方を忘れてたけれど、さすがに1年も経つとまた元に戻るようだ。

今ではせいぜい10分待てば次が来る電車に乗り損ねると少しいらいらするようになっている。

戻ってきたばかりの頃は、ホームで走っている人たちを不思議に思うくらいだったのに。

 

他にもこの1年で変わったことは大量にあるけれど、いま思いついたのは、多くの新しい土地に行く機会を得られたこと。

これは一つには仕事内容が舞鶴の頃と変わって国外も含めた各地に出張することが格段に増えたことと、プライベートでも交通の便が良くなったことで色々なところに行きやすくなったことによると思う。

(余談だけど舞鶴から新潟まで出張に行ったとき、日本海沿いに進むのではなく、京都→東京→新潟と行った方がよっぽど早いということがあって印象的だった。やはり東京エリアはどこに行くにも便利。)

 

で、仕事だろうが遊びだろうが、色々なところに行ってみるというのは見識を広める上では大事なことだなぁとこの頃よく思う。

たとえ日本国内でも思った以上に地域による差ってあるもので、ざっくり言っても関東の考え方、関西の考え方、都会の考え方、田舎の考え方、などなど、自分のいるところの考え方に加えて他の視点も持てるとそれは物事を考える上で相当プラスになりえると思う。もちろん、外国はなおさら。

とは言え、ちょっと行ったぐらいじゃわからないことの方が多いし、行かなくとも何かの機会にわかることもあるだろうから、安易に分かった気になるのはよろしくないかとも思うけれども…。

 

まあ、難しく考えずとも、知らないところに行くというのは単純に楽しいことだ。

 

若く身軽なうちに(あと東京にいるうちに…)、距離の遠近に関わらず新しいところにもっと色々行ってみたいね。