少し懐かしい、常日頃の思い的な
さて、早いもので2013年も残すところあと一週間。
今年も色々な事がありました。
良いことも悪いことも、少なくとも仕事の面では非常に激動の年でありました。
そしておそらく質量ともに、かつてないぐらい新しい人に出会えた年でもありました。
まあ、そんなことは年末の飲み会での話題に譲っておいて、最近思ったことでも書こうかと思ったのですが、思い起こすとどれも結論的には批判的なことばかりになってしまい、小人に対しては腹を立てず、ということにチャレンジしている身の上にはよろしくないなと思って思いとどまったところです。
(わき道にそれますが、小人/君子というかつての東洋世界の価値基準は復権すべきと思います)
とは言いつつ、お酒も飲んでいるので1つだけ。(これが良くない)
最近、くずしすぎではないですか。
何かをくずすっていうのは本来出発点はカウンターカルチャー的な考え方なんだろうけど、カウンターカルチャーがすぎて元のカルチャーを失い、遊びであったくずしがスタンダードになってしまい単なるレベルダウン、無教養になってるきらいがあると思うのです。
くずすというのは礼儀作法とかそういうことに限らず(それもかなり重要なことの1つであるけれど)、色々なものの取り組み方だとか広い範囲に於いてで、でもそこには本来こうあるべしというのがやはり今も厳然として存在していて、それをそれなりに尊重するというのは大事なことなんじゃないかと思います。
というのも、全ての人がそういう思想になるわけではない or なるにしても相当時間がかかるということと、そういう風にくずし始めた人たちがまだ十分に老いていない、要するに死んで次の世代までの1サイクルの実証がされていない、ということが問題としてあると思います。
本当にそれでいいの?大丈夫なの?っていう。
やはり、長らく言われている価値基準というのはそれなりの、経験則にのみ拠ってるかもしれませんが、根拠があるのではないでしょうか。
今年は幸か不幸か、日本以外の文化圏の人たちともやりあえる機会が幾度かあったこともあり、なんだか改めてそんな風に感じました。
やっぱ変じゃないかな、と。あと自分も含め、なんとまあ楽天的なことかと。
まあ、自分が保守的すぎるだけのことかもしれんけどね。