Festina Lente

帰ってきた「常日頃の思い」。題名はローマのことわざ「ゆっくり急げ」。

仕事納め

昨日で今年の仕事は無事終了。

休みに入ったのがよほど嬉しかったのか昨夜飲んだわりに今朝は自然に早く目が覚め、酒抜きのために走りに行ったり、大掃除のための布陣を整えたりしつつ今に至る。

やはり年末ぐらいは思いきって大掃除しないとね。

 

それにしても、今年は仕事においては激動の年だった。

1月にいきなり新しい会社となってのスタートで、新しい人たちとの仕事をどうやっていこうかと思っていたら偶然業界が何年ぶりかの大活況(いわゆる利益なき繁忙に近いが)を呈し、合併後にありがちな派閥争いなんてやってる暇も無くとにかくひたすら突き進んできたような感じだった。

自分にとってもこれまでで一番働いて一番きつかったけど、今になって思えばその分すごく色々と勉強になった1年だったかもしれない。

 

株の世界で海運関係は景気敏感株と言われるけど、その関連産業のはしくれにいると、確かに普段の実感とは少し違う動きが見える。

なんだか世の中ずいぶんと景気が良くなってきたような気がするのだ。

日本はそれほどでもないような気もするけれど、世界的にみるとよくわからんけどなぜかいわゆる金余り状態。

いったいどこから出てきているのか、正確に言えばどうやって出してきているのかとっても不思議だ。

しかし、これが健全に世の中に取り込まれていないのだろう。

自分のところを考えても、これだけ激しく働いたのに業績が好転したとは言い難いし、日本という枠で見ても、そりゃ中には儲かってる人もいるかもしれないけど、基本的にはそう上手くいっていないように思える。

一応大学で学んだはずだけど、経済ってほんと難しい。

まあ、自分にできるのはこれを分析することではなく、やれることをしっかりやって自分とその周囲の生活を地味に守っていくことだけなのでしょう。

そんな感じで、来年もがんばっていきたいものです。

 

ま、今日からはしばらく仕事は置いておいて、ゆっくり休みしっかり遊ぶ。