Festina Lente

帰ってきた「常日頃の思い」。題名はローマのことわざ「ゆっくり急げ」。

早いものでもう2月。

2月は誕生日のある月なので、これでまた1つ歳をとったわけだ。

しかしなぜか中学生ぐらいの時から「20代後半になりたい」という思いをずっと持っていたから、完全に20代後半になった今の自分はきっと良い時期なのかな。よくわからんけど。

次は何歳ぐらいが目標になるんだろうか。

まあ、それが上である限りはいいでしょう。

 

そういえば全然関係ないけど昨日いつものクリーニング屋に洗濯を出しにいったら誕生日プレゼントということで「ドッグタオルハンカチ」なるものをいただいた。

タオル生地を丸めたものに鼻や耳をつけて犬のぬいぐるみっぽくなっているんだけど、一体これはなんなんだろう。

恐らく首輪になっているリボンをほどくと形を失い、普通のタオルになるように思われるけど、何となく怖いからそのままにしている。まあ、タオルが必要になったらほどいてみることにする。

 

昨日は珍しくこちらでも雪が降り続いてずいぶん積もったけれど、幸い休日だったのでほとんど影響無し。

さすがにあまり外に出る気にならなかったので部屋の片づけなどしていたら舞鶴時代の物も結構出てきて、外の雪景色と相まって少し懐かしい気分になったり。

そうそう、今朝は近所の商店がどこも雪かきをしていたけれど、あの雪かきの音ってのもちょっとノスタルジーを感じるものだった。

それにしても、あんなに電車止まったり停電になるとはびっくり。

 

今日の午後は新宿まで出てお買いもの。

こっちに戻ってきてから、本格的にスーツ姿で働く人になったせいで今までそんなにお金がかからなかった部分にお金がかかるようになってしまった。

まあ最低限で済ませておけばいいような気もするんだけど、一応人の前に出る仕事だし、それに東京の店には素敵なものも多く置いてあるのでせっかくだから…と少々見栄も張ってしまう。

でもこうやって引越しだとか生活スタイルの変化を経験して、かつそれがまた近いうちにまたあると思うと、前に比べて余計な物を買わなくなってきたと思う。

物量は減らして、一緒に持っていける少しの物を良い物に、っていう考え方になってきてる。

それもまた、少し大人になってきたような気がしていい。

そして、その最たるもので金をかけるべきが、やっぱり知識とか経験なんだろうね。

お正月

明けましておめでとうございます。

早いものでもう2014年、2000年から14年も経ってしまった。

2000年といえば、まだ中学1~2年の頃。

ちょうどこの年始に中学の友人たちと新年会ができたけれど、日常的に会っていたのはもう14年も前…と思うとなかなか感慨深いものがある。

 

これに限らず年末年始は多くの久しぶりの人たちに会うことができ、連日の飲みで体へのダメージはありそうだけど良い日々が過ごせたなーと思う。

自分も含めて、人間いろいろと変わることはあれど根本的なところはやっぱりあまり変わらないもので、以前からの知り合いと話すとその辺を再確認できるというか、大げさに言うと原点に立ち戻れるような気がして嬉しい。

時々はこういう時間も必要なんだろうね。

 

さて、そんなわけで新年。

お正月恒例の新年の目標はいくつかあるけれど、今年は全体的には穏やかな1年を過ごせるように色々とやっていきたい。

2013年は特に仕事の面で激動の1年で、それにつられてプライベートの方もがちゃがちゃしているようなところがあった。2012年も引越しがあったりして大きい出来事が多かった。

今年はどちらかというと落ち着いていきたいなーと思う。

もちろんどんどん新しいことをしたり未知の場所に行ったりするのは自分にとって良いことではあるけれど、時には少し立ち止まって内政の充実を図るということも必要なのでしょう。

 

まあ、とは言っても今年も色々あるんだろうな。

いずれにしても、良い年になってほしいね。

仕事納め

昨日で今年の仕事は無事終了。

休みに入ったのがよほど嬉しかったのか昨夜飲んだわりに今朝は自然に早く目が覚め、酒抜きのために走りに行ったり、大掃除のための布陣を整えたりしつつ今に至る。

やはり年末ぐらいは思いきって大掃除しないとね。

 

それにしても、今年は仕事においては激動の年だった。

1月にいきなり新しい会社となってのスタートで、新しい人たちとの仕事をどうやっていこうかと思っていたら偶然業界が何年ぶりかの大活況(いわゆる利益なき繁忙に近いが)を呈し、合併後にありがちな派閥争いなんてやってる暇も無くとにかくひたすら突き進んできたような感じだった。

自分にとってもこれまでで一番働いて一番きつかったけど、今になって思えばその分すごく色々と勉強になった1年だったかもしれない。

 

株の世界で海運関係は景気敏感株と言われるけど、その関連産業のはしくれにいると、確かに普段の実感とは少し違う動きが見える。

なんだか世の中ずいぶんと景気が良くなってきたような気がするのだ。

日本はそれほどでもないような気もするけれど、世界的にみるとよくわからんけどなぜかいわゆる金余り状態。

いったいどこから出てきているのか、正確に言えばどうやって出してきているのかとっても不思議だ。

しかし、これが健全に世の中に取り込まれていないのだろう。

自分のところを考えても、これだけ激しく働いたのに業績が好転したとは言い難いし、日本という枠で見ても、そりゃ中には儲かってる人もいるかもしれないけど、基本的にはそう上手くいっていないように思える。

一応大学で学んだはずだけど、経済ってほんと難しい。

まあ、自分にできるのはこれを分析することではなく、やれることをしっかりやって自分とその周囲の生活を地味に守っていくことだけなのでしょう。

そんな感じで、来年もがんばっていきたいものです。

 

ま、今日からはしばらく仕事は置いておいて、ゆっくり休みしっかり遊ぶ。

少し懐かしい、常日頃の思い的な

さて、早いもので2013年も残すところあと一週間。

今年も色々な事がありました。

良いことも悪いことも、少なくとも仕事の面では非常に激動の年でありました。

そしておそらく質量ともに、かつてないぐらい新しい人に出会えた年でもありました。

 

まあ、そんなことは年末の飲み会での話題に譲っておいて、最近思ったことでも書こうかと思ったのですが、思い起こすとどれも結論的には批判的なことばかりになってしまい、小人に対しては腹を立てず、ということにチャレンジしている身の上にはよろしくないなと思って思いとどまったところです。

(わき道にそれますが、小人/君子というかつての東洋世界の価値基準は復権すべきと思います)

 

とは言いつつ、お酒も飲んでいるので1つだけ。(これが良くない)

 

最近、くずしすぎではないですか。

何かをくずすっていうのは本来出発点はカウンターカルチャー的な考え方なんだろうけど、カウンターカルチャーがすぎて元のカルチャーを失い、遊びであったくずしがスタンダードになってしまい単なるレベルダウン、無教養になってるきらいがあると思うのです。

くずすというのは礼儀作法とかそういうことに限らず(それもかなり重要なことの1つであるけれど)、色々なものの取り組み方だとか広い範囲に於いてで、でもそこには本来こうあるべしというのがやはり今も厳然として存在していて、それをそれなりに尊重するというのは大事なことなんじゃないかと思います。

というのも、全ての人がそういう思想になるわけではない or なるにしても相当時間がかかるということと、そういう風にくずし始めた人たちがまだ十分に老いていない、要するに死んで次の世代までの1サイクルの実証がされていない、ということが問題としてあると思います。

本当にそれでいいの?大丈夫なの?っていう。

やはり、長らく言われている価値基準というのはそれなりの、経験則にのみ拠ってるかもしれませんが、根拠があるのではないでしょうか。

今年は幸か不幸か、日本以外の文化圏の人たちともやりあえる機会が幾度かあったこともあり、なんだか改めてそんな風に感じました。

やっぱ変じゃないかな、と。あと自分も含め、なんとまあ楽天的なことかと。

 

まあ、自分が保守的すぎるだけのことかもしれんけどね。

師走

早いものでもう12月。

最近毎年言ってるけど、やはり年々早くなってる気がする。

 

師走、ということで今朝は近所を走ってきた。

最近輪をかけて不摂生というか身体に負担をかける暮らしをしているから、こうして時々身体を動かすと本当に気持ちいい。

仕事を一生懸命やるのは大事だけど、体を壊したら元も子もないわけで、ちょっとその辺よく考えないとな、とこの頃よく思う。

適度に食べ、適度に動き、適度に寝る。やはりこれが大切。

 

さて、今年も残り1カ月ということで、やり残したこと無いかなとか考えてみたけれど、あると思えばいくらでもあり、かと言って絶対やっとかなきゃいけないかというとそうでもない、という微妙な感じだ。

まあ、本格的な1年振り返りは年末になるまで置いておいて、気持ちよく年末年始を迎えられるようにもう少しできることをがんばっていくのが良いのだろう。

 

やり残したこと、で思い出したけど、そういえばせっかく冬の澄んだ空気になったから海に行きたい。

冬の海辺で見る朝日や夕日はやっぱり格別。こればっかりは冬の天気が悪い日本海ではかなわない。

かつて自転車で、釣りをしながら、友達と一緒に眺めた景色をもう一度見に行こう。

それはやはり原点の1つだと思うのだ。

読書の秋

 

特に秋だからというわけではなく、相変わらず本を読むのは好きで時間ができるとつい読んでしまう。

でも、読書が趣味、と言うとなんかそれも違う気がする。

趣味と言うほど積極的に取り組んでなくて、単に生活の一部というか習慣という感じしかしない。

とは言え、よく考えてみると子供の時から相当な時間を費やしているし、そこから影響を受けたことなんて把握できないほど多いんじゃないかと思う。

そんなわけで本を読むことについての想いを書こうかと思ったけど、優に丸一日はかかることが容易に想像できてしまい、やめた。

 

一つだけ書くと自分にとって本を読む意義と楽しさは、自分の人生だけでは経験できないことを吸収できることだと思ってる。

だからなのか、あるいは単に好みの問題なのか、子供の時からそうなんだけど小説はあまり読まない。もちろん好きなのもあるし避けてるわけではないけれど。

余談ながら、読書が好きと言う人は小説が好きな場合が多いので、それほど気が合わないことが多かったりする。

 

さて、ここ最近はと言えばちょうど昨日今日は白洲正子の本を読んでいた。

何年か前に白洲次郎つながりで初めて読んだ時は、その背後にある教養の深さに圧倒された、というより自分の日本的なものに対する教養の無さを痛感したものだ。

文章が難解なのではなく、書いていることそのものがわからなかった。

でもその頃は幸い舞鶴にいたので休日に京都や奈良、滋賀を巡って、色々と本に出てくるような物や場所を見聞きしてみたりして、本がきっかけになって非常に良い勉強ができたと思う。

白洲正子の本は解説しにくいけれど、現代に失われつつある風雅というか美意識を感じることができて、それこそ正に自分の人生だけでは経験できないことだらけで面白い。

健康第一

「健康とは、身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であって、単に病気でないとか虚弱でないということではない。」

これがWHOか何かの健康の定義であると、確か中学校1年生ぐらいの時に怖い体育の先生に暗唱させられた記憶がある。(まだ覚えてるぐらいだ)

しかし、これって相当に厳しい要件な気が。この基準だと大体の時は不健康なんじゃないだろうか。

 

まあ、ここまでの健康は求めないにしても、ちょうど先週は仕事で深夜まで飲む機会が非常に多かったこともあって寝不足が続き、なかなかボロボロな状態だったから、この週末はちょっと健康について考えてみた。

改めて、こんな生活続けてたら早く死ぬなって思ったりもして。

余談だけど最近は太く短くよりも細く長く生きる方がいいんじゃないかなぁって思ってる。高校生の時のロックな少年が聞いたら怒りそうだけど。

 

さて、自分の場合の健康リスクというものを考えてみると、酒と運動不足、これに尽きる。

タバコはもうやめて3年経ったから多分大丈夫。

ストレスってのはあるかもしれないけど、これは大体みなさんあるだろうから考えても仕方ないだろう。

 

酒は、特に東京に戻ってきてからは仕事で飲む機会がさらに増えて慣れたこともあり見事にパワーアップしてしまった。

しかしこれは仕事云々よりも、それプラスアルファで調子に乗って飲み過ぎてしまうようになったことが真の問題。自分自身の問題なんだろうなー。

人と飲むのは楽しいし、またお酒自体も素敵なものだけれども、やはり飲み過ぎは良くない。

ここ最近の二日酔い具合を考えると身体には相当なダメージが加わっていると思われるし、さらに、酔っぱらって人さまに迷惑をかけるのも忍びない。

自分は基本的に酔っても乱暴狼藉はしないタイプだと思うけれど、飲み進むと議論癖がかなり出てくるし余計な事も多々言ってしまっている気がする。

これって聞く方からすると相当面倒くさいだろうし申し訳ない。。。

 

と、言うわけで今後この克服に着手することとした。

具体的にどうするかと言われると良策がまだ思いつかないが、少しずつでも何かできることから始めようかと思う。

 

あと、運動。

これは前からの課題で、こればっかりは時間を見つけてやるしかない。

そして、できるだけ楽しく続けられるようにする。

 

その一環?として日曜日は横須賀で山歩きをしてきた。(これが本題のつもりだった)

今回行ったのはお馴染みの二子山・森戸川源流の少し南側にある尾根道で、大仰にも三浦アルプスという名がつけられているところだ。

この三浦アルプスを、東京湾側の田浦から相模湾側の葉山まで三浦半島を突っ切る形で歩いてみた。

このルート、標高もなく距離もせいぜい10キロ弱というのに、日頃運動不足の身には正直言ってけっこうきつい。

手をつかないと登れないようなところがあったり、ほとんど藪みたいなところを通ったり…。まあ、それが楽しいんだけど。

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(上の写真は東京湾側。住重、長浦港あたりがよく見える)

 

このルートを歩くのは恐らく10年ぶりと気付いて、以前来ていた頃のことを考えたりするのも面白かった。

当時も同じように友達と話しながら山道を歩いて、時々こけたりして、同じ景色を見ていた。

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 (10年以上前に来た時の写真。この頃のデジカメは100~200万画素しか無かったな)

 

今回も、途中でこけたりスズメバチに遭遇したりしつつ4時間ぐらいで無事に歩ききり、葉山側の終点となる仙元山でランチとした。

さっきまで見えていた東京湾とは逆の相模湾と江の島がきれいに見え、なんとなく達成感。

持ってきたコンビニのおにぎりもいつもより美味く感じた。

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しかし、今度はもっと高い山にも登ってみようなんて話もしたけど、正直言ってこの三浦アルプスでもけっこう疲れた。これでは高い山はきつい。

やっぱり健康にいいからってだけでなく、楽しく遊ぶためにも運動をちゃんとして、体力をつけなきゃいかんということだろう。

 

ってか、深酒がセーブされ、運動習慣もしっかりできたりしたら、随分といい人間になれる気がするね。すごいじゃないか。

ま、大事なのは有言実行だけれども。

 

そうそう、そんなわけで健康というキーワードが頭の中を巡っていたので家に帰ったら青汁を買ってきて飲んでみたんだけど、これは不味かった。

でも、健康って言ったらやっぱり青汁じゃないですか。

あと29袋もあるけれど…。